身近な人が死ぬ予知夢を見る、少女・みちるが大切な人が死ぬ未来を見てしまうところからこの物語は始まる。
過去に予知夢を見ておきながら、何もせず予知夢通りに身近な人が死んでしまい、後悔していたみちるだが、そんな後悔を抱えながらも大切な人のために奔走するのはまさしく青春。そして、大切な人の死を回避したと思ったら違う人物がなくなっていて… どうなってるのか分からない状況から調査し、迎えた真相は衝撃的でした。
ただ、みちるが必死に辿り着いた結末はかけがえのないものだったのではないかな。
良い青春ミステリーでした。