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海棠弁護士の事件記録 消えた絵画と死者の声

海棠弁護士の事件記録 消えた絵画と死者の声 (角川文庫)


ひねくれ弁護士と天才少女の2人が事件を追っていくというだけで期待してしまいます。

(あらすじ)

しがない法律事務所を営む海棠忍は、小さな依頼に振り回されてばかり。目下の悩みは、自らが後見人をつとめる15歳の少女、黒澤瑞葉。ずば抜けて聡明なのだが、事務所に入り浸って事件に首を突っ込もうとするのだ。ある日、小学6年生の杉浦涼太が事務所を訪れる。3年前に事故死した祖父から譲り受けるはずだった絵画が、何者かの手によって奪われたらしいと言うのだが―?熱意を失った弁護士と天才少女が事件に挑む!第5回角川文庫キャラクター小説大賞“大賞”受賞作。


読み始めていき、文章が丁寧でかつ読みやすいし頭に入ってくるので、あっという間に作品から離れられなくなります。

随所に法律の説明が挟まってるんですが、物語の流れを止めずに分かりやすいので為になりました。


熱意が冷めてしまった弁護士・海棠とミステリ好きの後見人・瑞葉が言い合いになったり、時にすれ違いながらも依頼の奥に潜む真実を探り当てるというもの。

海棠がなんだかんだで面倒見が良いのもあるが、瑞葉の奔放的な性格を受け入れているのが良い関係だなと。

ただ、最後のけじめは必要だ笑


海棠が冷めてしまった理由は何となく分かりますが、瑞葉についてはまだ底が見えないので、これから明かされるんだろう。


ミステリーとしても伏線はあり、地に足着いた構成だと思いました。

死者の声が無事に届いて良かったです。

しかし、瑞葉の真実を追求するスタイルはどこかで痛い目に合うようにしか思えない。海棠がしっかり見張っとかないと。


キャラクター、ストーリー、共に魅力的で、楽しみなシリーズになっていきそうです。


次はどんな謎が来るのかな。