シエスタの過去が明らかになり、戸惑う君塚達。
そんな残された面々、みんな直面しないといけない課題がある。そんなシエスタの意思をシエスタそっくりの人形が代わりに出てきて伝えていく。
シエスタそっくりの人形が本物ではないんだけど、だからこそ良い味出していたように感じました。
君塚、夏凪、斎川、シャルがそれぞれ知らないといけない真実と向き合い、辛い思いをして苦しみながらも受け入れて前に進めるようになり、一致団結しました。
どの物事にシエスタが絡んでいることから、正義に溢れていたんだなと。
そして、全体的にどんどん斜め上に展開しながら最後は上手く収集していて、作者の掌の上で転がされているなーと。
面白いから良いんですけど。
そして最後に君塚が表明した決意には驚きましたが、彼の想いはしっかりと伝わってきました。もうずっとシエスタとイチャイチャしてろって…
今回残されたヒロイン達と散々仲を深めたのに結局シエスタにいくのには仕方ないなと笑
でも君塚とシエスタが互いを好きで好きで仕方ないのは十分分かっているから良いんだよな。
ヒロイン達は心中穏やかではないだろうなぁ。
1巻
https://wing31.hatenadiary.jp/entry/2019/11/28/220000
2巻
https://wing31.hatenadiary.jp/entry/2020/01/26/210000
(あらすじ)
かつて名探偵の助手だった俺・君塚君彦は、ある日、夏凪、斎川、シャルと共に誘拐された。
そして知らされるシエスタの死の真相。
呆然とする俺たちの前に、生前のシエスタそっくりの謎の少女が現れ、今の過去映像にはとある間違いが含まれていると語り出し……
「どうやらやっぱり私は、人の感情を読むのは苦手だったらしい」
それは完全無欠のシエスタが犯したミス。
名探偵であるが故に見つけられなかった微かな想い。
その過ちを探しながら、俺たちは《名探偵》を継ぐことの真の意味を知っていく。
探偵はもう、死んでいる。
死の真相も明かされた。
それでも、エピローグにはまだ早い。