羽休みに娯楽を

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探偵はもう、死んでいる。6

探偵はもう、死んでいる。6【電子特典付き】 (MF文庫J)

 

表紙の素晴らしさよ。

最初の飛行機で出会った君塚とシエスタの話かなと思ったら、それよりも前の話でした。

シエスタが君塚に隣に座るまでの心情が描かれていて、見事でした。

 

シエスタと君塚が飛行機で出会う前の物語。どれだけ2人の関係には秘密があるのか。

物語の展開や切り口が意をつくことばかりで作者の発想には驚かされるばかり。

探偵はもう、死んでいる。というタイトルもそういう意味にも当てはまるのかと分かった時は恐ろしさすらありました。

 

少年の頃の君塚の生活の背景や状況、シエスタが1人で動いていた時の心情、2人が初めて出会うまでと出会ってからの変わりように心が暖かくなりました。

たしかに君塚がどんな風に育ってきたのか気になっていたが、そうだったのかと。

君塚がお世話になっていたダンの秘密や願いには胸が熱くなりました。

シエスタも、君塚と出会う前はそんな動きをしていたのかと興味深かったです。

 

加瀬さんの秘密も知れて良かったです。

 

君塚の過去を知って、さらに絆が深まっていきそうですね。

 

君塚達の旅の小休止の話にしては中々揺さぶられるものがありました。

 

これは君が私と出会う物語。そして私が君と出会う物語。

名探偵の私・シエスタと助手・君塚君彦の出会いは、地上一万メートルの上空、ハイジャックされた飛行機――ではない。
「あなたには、日本へ行ってもらいたいのです」
本当の始まりは四年前、《連邦政府》から受けたあるスパイの捜索依頼。
日本に飛んだ私が加瀬風靡の協力を得て彼の関係者との接触を図ると――

「ちょうどいい、お前も覚えておけ。その腹立たしいクソガキの名前は――」

ねぇ、助手。どうして私が君を旅に誘ったのか、不思議に思ったことはない?
今から語られるのは、三年にわたる目も眩むような冒険劇を繰り広げた君ですら知らない、私だけの秘密。
あの遙かな空の出会いに至るまでの、真の始まりを描く前日譚。