羽休みに娯楽を

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ソードアート・オンライン プログレッシブ2

ソードアート・オンライン プログレッシブ2 (電撃文庫)

 

キャンペーンクエストを受けるということで、階層攻略要素はなかったが、十分面白かったです。

エストのNPCのキズメルさんがNPCとは思えないほど生きていて、戸惑うのも無理ない。ゲームの要素だと割り切れないくらい親しくなっていくのは先行きが不安ですが、キリト、アスナ、キズメルが良い関係を築いていってほしいです。

 

アスナが強くなってきていて、キリトが関係を考え始めるのは当然か。

いつまでも暫定パーティでいられない。

いつかは離れるが、互いのためだからな。

 

最前線のパーティ組んでるリンドやキバオウがキリトとアスナを気にするのも仕方ないかなぁ。

キリトはともかく、アスナはプレイヤー達の希望になりそうなカリスマ性があるからな。

今回でキリトとアスナへの認識が変わりそうなのは良かったです。

キリトはんって…笑

 

 

プレイヤー達が階層攻略を目指すものだと思うが、プレイヤーを混乱させようとする派閥が生まれるのは理解出来ない。

暗躍の影はこの段階から始まっていたのか。

 

アインクラッド第二層のボスモンスターを、激闘の果てに倒した“ビーター”のキリトと、その暫定的パートナーである細剣使いアスナは、次なるフロアへの階段を上る。第三層。そこで二人を待ち構えていたのは、フロア全体を深く包み込む大森林と、初めての大型キャンペーン・クエストだった。森の中で戦う二種族のエルフの騎士たち。そのどちらかに加勢することで、クエストは開始される。“ベータテスト”時は必ず相討ちになっていた二人のNPCだが、キリトたちは黒エルフの女性騎士“キズメル”を生き残らせることになぜか成功してしまう。ベータ時との違いに戸惑いながらも、NPCであるキズメルと交流を深める二人。一方、他プレイヤーたちによって、ついに第三層初の“攻略会議”も開催される。そしてその会議の場で、キリトとアスナは、ひとつの重大な選択を迫られる…。