羽休みに娯楽を

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死体埋め部の回想と再興

死体埋め部の回想と再興 (ポルタ文庫)

 

まさかの続巻。

1巻の最後で吉か凶かドキドキする余韻が素晴らしかったから続くことに驚いたが、最後まで読んだらこの展開もありだなと。

祝部が織賀を失くしてしまい現実から逃避行していく堕落具合が素晴らしいし、何より元凶の織賀がいなくなったのに地獄のような日々は続いていて、その中で織賀を想ってしまうのは中々狂ってるがその狂気さが溜まりませんね。

死体を埋めるという行動を、罰を、誰かと分け合いたかった織賀の気持ちを祝部は受け取っていて、互いに互いを承認しあって生きていく関係も悪くないのかなと。

口には出さないが2人とも同じ気持ちで過ごしていたと思うとこの背徳感にまみれた関係は大事なものだったんだな。

 

以前あった旅行や再会しなかった、再会したパターン両方を見せてくれるなんて贅沢な構成なんだ。

やっぱり祝部と織賀は2人揃っていた方が好きだな。

 

良いバディものだなと改めて思いました。

 

 

(あらすじ)

正当防衛で相手を殺してしまったところを同じ大学の先輩だという織賀に目撃された祝部。 
秘密裡に死体の処理を請け負う『死体埋め部』の部長(ただし部員は織賀のみ)を自称する織賀に窮地から救ってはもらったものの、祝部は強制的に二人目の部員として、織賀待望の後輩になる羽目に。 
織賀が運ぶ“奇妙な死体"がなぜそんな風に死んだのか、推理をさせられながら、祝部は織賀とともに死体を埋めるため、織賀の愛車のジャガーで山に向かう─。 
在りし日の織賀と祝部の物語のほか、“あのあと、もしも、そうなら"という、分岐した未来をそれぞれ描いた二編も含めた青春の補遺集。