第二集。
今回はわりと心境の変化が忙しない印象でした。真面目な後輩に対してどう接しようか悩んたり、近所付き合いについて深く考えてみたり、はたまた合コンで知り合った相手とデートに行ったりと1巻に比べると濃い話が多かったです。
そしておかしな先輩がちょくちょく三歩に絡んできて、これがまたにやっとします。笑
1巻の終わりで話し合ってから、おかしな先輩が遠慮がなくなってきているのはなんか良いなぁと。
合コンで友人の素敵なところを否定されて、素直に顔に怒りを出せたりする三歩は人として素敵ですね。
また、以前図書館の読み聞かせで出会った少女と再会してわちゃわちゃしてほっこりしました。
日常の一幕を切りとっても愉快な三歩の世界が広がっていくのを読むと穏やかな気持ちになります。また、職場内、職場外で様々な経験をして考えが揺らいでいくが芯はぶれない三歩から目が離せません。
軽い雰囲気で進んでいきますが一つ一つの物事に深く考えていく三歩の姿勢は見習わないといけないなと。
怖い先輩が結婚することになり、仕事も…
揺れる三歩がわかってしまいました。身近な人が遠くにいってしまい、もう関わってくれないのは寂しい。でも表に出せない。
どうなるかと思いましたが、笑える終わりでしたが、一皮剥けたような気もしました。
三歩の日常の続きが楽しみです。
後輩、お隣さん、合コン相手ーー
三歩に訪れる色んな出会い
図書館勤務の20代女子・麦本三歩の
あいかわらずだけどちょっと新しい日々住野よるが贈る、心温まる日常小説シリーズ
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