羽休みに娯楽を

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気障でけっこうです 文庫

気障でけっこうです (角川文庫)

 

ませた女子高生・きよ子が公園に埋め込まれているシチサンサラリーマンと出会うことで始まる不思議な交流。

ぶっとんだ始まりだが、きよ子の成長を描いている青春物語でした。

埋め込まれていた理由もちゃんとあって、柔らかい文章で軽妙に進んでいきながらもしっかり向き合わないといけないところもあり、読み応えがありました。

生きづらさがある世界でめげずに生きようと決めたきよ子の気障さに勇気を感じました。

タイトルの意味や公園に埋められていた理由など、しっかりした構成で物語の着地点が綺麗なのが素晴らしい。生き方が変わるターニングポイントを描いていて、読んで良かったです。

 

友人のキエちゃんは存在がファンタジーみたいでした笑 自由自在に生きるのは難しいですができたら良いよね。

 

寂しかったり、悲しかったり、やるせないが背中を押される物語でした。

 

女子高生のきよ子が公園で出くわしたのは、地面に首まですっぽり埋まったおじさんだった。「人生の小路に潜む、落とし穴にはまり…」と間抜けな格好で嘆く男。きよ子は助け出そうとするも、途中で車にはねられ病院へ。その後、目を覚ましたきよ子の前に、なんとあの男が現れた。「私、死んじゃったんですよ」そう、幽霊となって―七三分けの気弱な幽霊と今どき女子高生の奇妙な交流を描く、切なく不思議な新感覚の青春小説。