羽休みに娯楽を

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ソードアート・オンライン プログレッシブ4

ソードアート・オンライン プログレッシブ4 (電撃文庫)

 

キリトとアスナ、互いに良い関係を築いているからこそ離れどころを見つけられないようで、揺らぐ心情が見えて良かったです。

キリト、アスナ、互いに思うところがあり、迷い中ですが、しっかり決断するでしょう。

キリトとアスナのパーティ関係は曖昧なまま続けているが、互いにこのままではいけないと思っているのが分かって良かった。

キリトが出した条件が具体的ではなかったのが大きい。長い時間一緒にいすぎたのかも知れない。

不安に駆られながらも、同じ時を過ごす2人が眩しくもありました。

 

暗躍している人達の動きが目立ち始めてきていて、彼らへの対処も大変になってくる。

 

今回はボス戦に描かれていて、ハラハラ感がありました。

やはり、スリルあるボス戦は読み応えありますね。

アルゴも少ない出番ながら、良い味出してました。

一冊くらいアルゴ視点の話を出して欲しいなと思ったり。

 

デスゲーム“ソードアート・オンライン”に閉じ込められて二ヶ月弱。攻略の最前線であるキリトとアスナは第五層へと到達していた。迷路のような街並みと極端に森や川などの自然が少ないこの“遺跡”エリアで、二人はゲームの醍醐味でもある“遺物拾い”をこなし、アイテムやコル(お金)を稼いでいく。そしてキリトは街の地下墓地で発生する小規模な“クエスト”を提案する。アスナも賛同するが、それが彼女の不幸の始まりだった。そのクエストには、彼女がもっとも苦手とするモンスターが登場するからだ。そう、墓地といえば―。果たして、アスナは恐怖心を克服し、第五層を攻略できるのか…?