今巻も非常に悶えました。
大喜が千夏先輩をみているのを知っているのに、その上で自分の気持ちを表明する雛の強さは魅力的です。
雛と大喜の距離を少し勘違いする千夏先輩の様子だったりと三角関係が上手いように機能している。読み味が悪くならないような感じに留めているのは良いバランスだなと。
千夏先輩は自分の振る舞いをずるいと、少し思っても下を向かない強かさを感じました。
雛との対面では素直に打ち明けたのは千夏先輩らしいなと笑
大喜の友人の匡が少し自分の気持ちを打ち明けていて、彼の掘り下げを見たいなと思いました。
夏休みの青春って眩しいのがよく伝わってくる今巻でした。
夏休みも終盤の8月26日。誕生日を迎えた千夏は、副キャプテンに選ばれた事への重圧を感じていた──。友人から誕生日を祝われるも、どこか元気の無い千夏。大喜はそんな千夏を励ますべく、電車で海へと連れ出した…。二人きり、夏の終わりの冒険へ。