羽休みに娯楽を

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マツリカ・マトリョシカ 文庫版

マツリカ・マトリョシカ 「マツリカ」シリーズ (角川文庫)


相沢先生の渾身の一撃が放たれたような衝撃がありました。

(あらすじ)

密室状況の第一美術準備室で、何者かに襲われた女子生徒が発見された。解決されないまま時が過ぎ、2年ぶりに『開かずの扉』が開かれることになった。高校2年の柴山は、扉が開く瞬間に立ち会うことに。だが、誰も出入りできないはずの準備室には、制服を着せられたトルソーが蝶の標本とともに転がっていた。廃墟ビルに住む謎の美女マツリカに命じられて、彼は友人たちと過去と現在の密室の謎に挑む。青春本格ミステリの決定版!!



マツリカシリーズは日常の謎を少し重たいところもありながら軽く読めるのが魅力でした。

今巻では本格ミステリー度が上がり、格段と仕掛けが凝ってきていて、驚きました。

手も足も出ませんでした。


現在の事件と過去の事件、そして犯人に動機。追わなければならないことが多すぎて状況把握で精一杯でした。


柴山がマツリカさんと愛づらくなってしまったせいもあるが、マツリカさんの出番が少なかった。

ただ、マツリカさんが最後の最後に颯爽と現れ、凝り固まった状況をゆるりと解いていく姿のインパクトがありすぎたので良し。柴山も今までで1番頑張って推理していたから、マツリカさんが動いてくれたんだと思うと、胸が熱くなる展開でした。


事件を解くきっかけは、そんなん無理や…となるくらい曖昧なところからで、素晴らしすぎる。


最終的に柴山は姉との間で悩んでいたものも多少晴れて、一皮向けましたね。

デレたマツリカさんも見れたからよし!


残念だったのは小西さんと柴山の絡みが少なかったことですが、ある意味進展?したのではないかな。小西さんの存在は大きいです。


ともあれ。

続きが楽しみな素晴らしい作品です!