羽休みに娯楽を

読書、主に小説の感想を上げています。たまに、漫画や映画等も。

迷いアルパカ拾いました

迷いアルパカ拾いました (文春文庫)


タイトル通りアルパカが迷ってました。

(あらすじ)

「ちょっとここで、アルパカ拾いまして」―楓ケ丘動物園のアイドル飼育員・七森さんの友人が失踪した。行方を探る鍵はアルパカ?ハムスター?それとも…飼育員仲間の桃くん、ツンデレ獣医の鴇先生、アイドル飼育員の七森さんや変態・服部君らおなじみの面々が大活躍する、大人気動物園ミステリーシリーズ第3弾!


今回は今までと比較して静かな事件だと思ってしまう、感覚がマヒしてるな笑

桃さんや鴇さん達も事件に慣れてきてるから、大分毒されてるなぁ。

後に痛い目に合わなければ良いけど。


アルパカが迷った原因や犯人の正体、被害者の安否などが終盤に明かされた時はスッキリしました。相変わらず、簡単には分からない仕掛けでドキドキさせられました。

また、犯人がのらりくらり逃げようとするが、意外な形でとどめを刺していて、まさに因果応報でした。


そして、桃さんと鴇さんの関係が発展しそうで楽しみです。


服部くんは面白すぎて、彼の掘り下げも読みたい気がします。


愉快な登場人物達のドタバタ探偵っぷりには癖になる面白さがありますね。