羽休みに娯楽を

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ナゾトキ女とモノカキ男。未来を写すカメラと人体消失

ナゾトキ女とモノカキ男。 未来を写すカメラと人体消失 (富士見ファンタジア文庫)

 

学園ミステリーということで軽い気持ちで読み進めて、実際中盤までは主人公・壱時が早來とわちゃわちゃ愉快に学園の謎を追っていくものでしたが、中盤になり壱時と早來が使っている超理具という不思議な物を悪用してくる事件が出てきて雰囲気ががらりと変わり、命の危機とかが生まれてきて油断出来ない状況までいくのは予想外でした。

文章が軽快だが、展開が重いほうに膨らんでいくので不思議でした。

終盤の壱時の頑張りは早來と関わったことで壱時の心境に変化が起こったからこそだと思うので、2人の関係が描けていたからこそ盛り上がるものがありました。

作品全体で細かな伏線が巻かれていて、ふとしたところで回収していくのは良いですね。

喋るカメラとか理由が明かされて、見方が変わりました。

 

壱時と早來が互いに素直になれない者同士の関係性の脆さ、青さがあったが読み終えてみるとお似合いだったなと。

もっと壱時と早來のドタバタする日々が読みたいなと思いました。

最後に漏れた早來の本音が最高でした。

 

 

未十士早來は怪物だ。あらゆる道を極め、そのどれもがプロ級の腕前でありながら、彼女はそれをただの趣味だと言う。いつしか付いたあだ名が“史上最強のアマチュア”。そんな彼女の最近の趣味―謎解きに毎回付き合わされる僕はといえば、作家を夢見るだけのただの凡人。だけど彼女との共通点もある。それは“超理具”と呼ばれる不思議な道具を所持しているということ。未十士は「未来を写すカメラ」を、そして僕は「時を巻き戻す時計」を持っている。“超理具”の謎を追う僕らはやがて学園で起きた、巷を騒がす都市伝説「人体消失事件」に巻き込まれていき…!?学園青春“不条理”系ミステリー!