シリーズ2巻にして、野球回。いやソフトボール回が入っていたり、オムライスが殺しを呼ぶという不思議な事件があったり、恋人になるために謎の試験を作ったりとユーモア溢れる青春ミステリーでした。
教えたがりの子、オムライス殺し、退部を選ぶ理由だったり最後まで読んでいくと明かされていく答えにたしかにヒントは出しているなと唸るばかり。
教えたがりの子の感情やオムライス殺しの背景、退部を選ぶ気持ち、それぞれの事件の背景も描いているので話にのめり込めます。
仙波の妹が良い味出していて素晴らしいです。これからも出番があってほしいです。
生徒からの信頼度が急上昇中の「迷わない子ひつじの会」。生徒会長の機嫌が上々なのはよいのだが、今度はどう見ても生徒じゃないメイド服装の女の子を連れてきた。しかも彼女の相談は“オムライスが殺しを呼ぶ怪事件”とやっかいな内容で、成田真一郎ことなるたまたちには手におえない!こんな時はやっぱり隣の部屋の毒舌ツンダラ娘、仙波に力を借りに行くしか☆ω☆しかし彼女はいつも以上に不機嫌でやる気がなくて―。