羽休みに娯楽を

読書、主に小説の感想を上げています。たまに、漫画や映画等も。

僕の軍師は、スカートが短すぎる2 〜サラリーマンとJK、ひとつ屋根の下

僕の軍師は、スカートが短すぎる2~サラリーマンとJK、ひとつ屋根の下 (GA文庫)

 

女子高生軍師の穂春との絡みが少なかったのは残念でしたが、今巻も面白かったです。

穂春が所属していた事務所に調査していき、リーダーである汐音や身体の弱さや家庭の事情が絡むレンのサポートに回る史樹が大人として子供から頼られやすくて理想でした。

知恵や子供が知らないことで子供を食い物にしようとする大人と敵対する軍師の穂春の頭の切れ具合が堪りませんね。

全てが彼女の思い通りだったとは、末恐ろしい。道筋が立てられていて保険策も用意するとは…

都合の良いところは感じましたが契約書の問題やグループのピンチを一気に解消して見せるのは爽快でした。

汐音、レンが掘り下げられて、他の面々も掘り下げていってほしいですね。

 

史樹の妹が来訪するということで穂春がどう対応するのか楽しみです。

 

心理学、法律の基礎的な話も魅力です。

勉強しないといけないな。

 

 

「必要以上に汐音とベタベタしないこと! これ、軍師命令だからね! 」
女子高生“軍師"穂春の助言によって会社で実績をあげた史樹は、新たに 「 & S I X 」の事務所との共同事業を命じられる。調査のため事務所に赴いた史樹を出迎えたのは、穂春という羅針盤を失い、社会の荒波にもがきながら立ち向かう汐音ら少女たちと、彼女たちの覚悟を喰い物にせんとする大人の策謀だった。
「あなたのような矮小な存在なんかに、我々は負けません」
人の心がわかる“軍師"とお人好しの社畜が織りなす、温かくも奇妙な同居生活、第2弾。