羽休みに娯楽を

読書、主に小説の感想を上げています。たまに、漫画や映画等も。

強さを求めて 弱キャラ友崎くんLV.8

弱キャラ友崎くん Lv.8 (ガガガ文庫) 


遂に菊池さんという可愛い彼女を作った友崎。

これからどう展開していくのかと思ったら、進路についての話になるのか。

そして日南からの課題で友崎自身のグループを作ることに。


進路に関してはアタファミのオフ会を通して、自身が行きたい道が見えてきたが、地雷女と出会ってしまい、その女がまた厄介で…

せっかくの菊池さんとの甘いデート模様があったが、さっそく暗雲が立ち込めてきた。あまり好きなキャラではないので、次巻でどうにかして欲しい。


地雷女だけでなく、友崎自身のより上のリア充を目指すスタンスはゆっくり変わっていく菊池さんとは相性が悪いよな。

このまま関係が終わるわけではないと思うが、なんとかしないと危うい。  


進路に悩むみみみ、泉、水沢、中村、たま、竹井の様子がリアルで、彼ら彼女らの未来が気になりました。


そして、日南は恋愛に関しての知識が足りないのかなと思う動き方でした。


わがままな菊池さんを見えるのは嬉しい。菊池さんがどう変わっていくのか興味があります。


バレンタイン辺りで仲直りするかな?



ー異能ー

―異能― (MF文庫J)


様々な男女が異能という力を得て、バトルロワイヤルが行われる。


視点が切り替わっていき、どんどん進んでいく展開に引きつけられました。

それぞれのキャラクターが色々な形で関わり合っていて、繋がっていくのが、なんか良いな。

各々の人生が見えるように、描写しておきながら残酷な展開にするなんて鬼だな。


中盤まではどんなモノを軸に置いているのか掴めなかったですけど、最後に1本の繋がっていき、バトルロワイヤルが行われている理由や主人公の異能についても明かされていくのが熱い。

なにより、主人公の頑張りには胸を打たれました。


賛否分かれるのは分かるけど、読んで良かったと思う物語でした。


落葉先生のこれからの作品が楽しみです!


内緒だけど、大切な関係 クラスで一番の彼女、実はボッチの俺の彼女です

クラスで一番の彼女、実はボッチの俺の彼女です (角川スニーカー文庫)


またまた新たな形のラブコメ作品が出てきました。

初めから恋人関係というのが珍しい。

だが、周りには知られないように過ごしているということで、バレないようにイチャつくのが良い人に刺さりますね。


自らボッチでいる主人公・篠宮と周りの期待に応える自分であろうとする美少女・神崎のお忍びラブコメ

不意に近づいて付き合うことになった2人が互いを理解し、尊重してあってるようだけど、完全には分かり合えていないのが良い。距離感が絶妙で、素の様子でとっつき合う甘々な形なのも、読んでて、この〜となります。時折見せて本音には悶絶しそうになりました。


関係が秘密なだけに篠宮を慕っている後輩や目にかけてくれている生徒会長と接していくのか、いつか篠宮と神崎の関係は周りにばらすのか。


これからが楽しみなラブコメです。




終わらない関係 巴里マカロンの謎

巴里マカロンの謎 (創元推理文庫)


久しぶりの小市民シリーズの新刊!

小佐内さんと小鳩君の日常を読めるなんて、幸せすぎて、ページをめくる手が止まらない、止まらない。

久しぶりの新刊で、作品の雰囲気、空気を忘れてしまってそうという心配がありましたが、全然問題無いです。

小佐内さんと小鳩君の掛け合いを読むだけで、一気に作品の世界に入れて、色々思い出せました。


話としては短編集で次々と出会う日常の謎に小市民コンビが挑むという感じで、その中で小佐内さんと小鳩君の信頼関係が噛み合っていたり、互いの謎に対するスタンスが異なっていて、そこの噛み合っているし、噛み合っていないとも言えるところが素敵です。小佐内さんの過激っぷりは小鳩君も心配だろう。


謎に関してはどの話も練られていて、充実してるんですけど、伯林あげぱんの謎が好きでした。読んで確かめて欲しいです、彼女の可愛さを。笑



まだまだ読んでいたいシリーズです。


次は冬季限定ですかね。


待ってます。

2020年2月 購入予定&気になる作品

 新年に入り1か月が経つ2月。日数が少ないだけに欲しい作品がたくさんあったらどうしようかと思いましたが、程よい冊数に収まりそうでほっとしました。

 

新作では、 角川スニーカー文庫のweb発ラブコメは面白いの法則で「クラスで一番の彼女、実は俺の彼女です」は期待しています。

メディアワークス文庫から出る新人賞作品は2作共にびんびんくるものがあります。楽しみです。

 

 

 

クラスで一番の彼女、実はボッチの俺の彼女です (角川スニーカー文庫)

クラスで一番の彼女、実はボッチの俺の彼女です (角川スニーカー文庫)

  • 作者:七星 蛍
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA
  • 発売日: 2020/02/01
  • メディア: 文庫
 

 

 今夜、世界からこの恋が消えても (メディアワークス文庫)

今夜、世界からこの恋が消えても (メディアワークス文庫)

  • 作者:一条 岬
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA
  • 発売日: 2020/02/22
  • メディア: 文庫

 

 

 

 

そして、遺骸が嘶く ―死者たちの手紙― (メディアワークス文庫)

そして、遺骸が嘶く ―死者たちの手紙― (メディアワークス文庫)

 

 

 

 

 

・期待している新作

クラスで一番の彼女、実は俺の彼女です

さよなら異世界、またきて明日

そして遺骸が嘶く

今夜、この世界からこの恋が消えても

 さよならが言えるその日まで

 

 

 新刊では青ブタの新刊が楽しみすぎますね。大学生編はどんな感じなのかワクワクしてます。妹さえいればいいの最終巻はどうやって物語を締めるのか、しかと確かめたいです。その他、追っているシリーズの続巻があります。

 

青春ブタ野郎は迷えるシンガーの夢を見ない (電撃文庫)

青春ブタ野郎は迷えるシンガーの夢を見ない (電撃文庫)

 

 

 

 

七つの魔剣が支配するV (電撃文庫)

七つの魔剣が支配するV (電撃文庫)

 

 

 

 

 

天才王子の赤字国家再生術6~そうだ、売国しよう~ (GA文庫)

天才王子の赤字国家再生術6~そうだ、売国しよう~ (GA文庫)

 

 

 

 

 

妹さえいればいい。 (14) (ガガガ文庫)

妹さえいればいい。 (14) (ガガガ文庫)

  • 作者:平坂 読
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2020/02/18
  • メディア: 文庫
 

 

 

 

真ハイスクールD×D 4 決戦留学のキングダム (ファンタジア文庫)

真ハイスクールD×D 4 決戦留学のキングダム (ファンタジア文庫)

 

 

 

 

 

・期待している新刊

青春ブタ野郎は迷えるシンガーの夢を見ない

七つの魔剣が支配するⅤ

ちょっぴり年上でも彼女にしてくれますか?5

天才王子の赤字国家再生術6

妹さえいればいい。14

真ハイスクールD×D4

 

 

2月1日

角川スニーカー文庫

クラスで一番の彼女、実は俺の彼女です

 

2月4日

一迅社

ヲタクに恋は難しい アンソロジー

ジャンプコミックス

アクタージュ10

開演のベルでおやすみ3

 

2月5日

・一二三文庫

隣の席の佐藤さん2

 

2月7日

電撃文庫

声優ラジオのウラオモテ

青春ブタ野郎は迷えるシンガーの夢を見ない

創約 とある魔術の禁書目録

七つの魔剣が支配するⅤ

魔法も奇跡もない、この退屈な世界で

 

2月10日

フラワーCアルファ

ミステリと言う勿れ

・コロナコミックス

最後の医者は桜を見上げて君を想う3

 

2月12日

ゲッサン少年サンデーコミックス

MIX16

・ガンガンコミックスup

そうだ、売国しよう

 

2月14日

GA文庫

ちょっぴり年上でも彼女にしてくれますか?5

天才王子の赤字国家再生術6

 

2月18日

ガガガ文庫

妹さえいればいい。14

少年サンデーコミックス

銀の匙15

古見さんはコミュ症です16

 

2月19日

ヤングジャンプコミックス

ここは今から倫理です。4

 

2月20日

ファンタジア文庫

さよなら異世界、またきて明日

俺のラブコメ彼女を絶対に奪い取るまで。

真ハイスクールD×D4

 

2月21日

・角川文庫

彼女の色に届くまで

 

2月22日

メディアワークス文庫

 そして、遺骸が嘶く

今夜、この世界からこの恋が消えても

 

2月25日

・MF文庫

やがて僕は大軍師と呼ばれるらしい2

・マーガレットコミックス

恋を知らない僕たちは8

 ・電撃コミックスNEXT

仲谷短編集

 

2月27日

講談社

さよならが言えるその日まで

 

恋人を作るということ 弱キャラ友崎くんLV.7

弱キャラ友崎くん Lv.7 (ガガガ文庫)


リア充への道を走り続ける友崎の運命の文化祭が幕を開ける。

遂に、恋人を作ることになり、人を好きになる理由。付き合う理由。深く考え続ける友崎だからこそ出した、想いに胸を打たれました。納得のいくものでした。


そして、凹んだ友崎を励ました彼女は立派過ぎて泣きそうになりました。よくぞ言ってくれた。辛いのに前を向き、友達の背中を押す姿は眩し過ぎて、応援したくなりました。


菊池さん、みみみ、2人とも魅力的で、どっちになるのかと思ったら、そっちか。

報われたヒロイン、報われなかったヒロイン、とりあえず結果が出ましたが、先まで見据えてると、まだ分からないように思います。


日南の過去が少し明かされ、ちょっとずつ彼女のルーツが見えてきるように思います。

成長し続ける日南が止まるときが来たら、どうなるかな。


今更ながら中村のことが好きになれそうです。



第一部完みたいな雰囲気ありましたが、まだまだ先は長い。


友崎の成長をまだまだ見ていきたいです。


雑記 2020年3本目 映画 his

今日、先日から公開されている。今泉監督の作品、hisを観てきました。


同性愛という、まだ日本では忌避されていることを物語に取り入れていて、未知なところがありました。

ただ、それだけでなく、周りに合わせて嘘をついていくということ。好きに生きること。そして、価値観が合わないということの辛さが伝わってきました。


ただの同性愛の物語になってないので、作品に入りやすかったです。


最後まで観たら、自分の価値観を考えたり、周りの人のことを知っていけたら良いなと思いました。


良い映画でした。

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