羽休みに娯楽を

読書、主に小説の感想を上げています。たまに、漫画や映画等も。

また、同じ夢を見ていた

また、同じ夢を見ていた (双葉文庫)


以前に単行本で読んでいたが、何となく読み返そうと思い文庫を買い、再読しました。


主人公は小柳奈ノ花。人生とは〜を口癖にちょっぴり背伸びした女の子。

この物語はそんな奈ノ花が、尻尾が短い猫、手首に傷がある南さん、カッコイイアバズレさん、おばあちゃん、それぞれの人と関わっていき、成長していく王道なもの。


途中から正体に気づいてしまうが、そこは問題ではない。奈ノ花がゆっくり、しかし確実に成長していく姿を見ているだけで胸が熱くなります。


人生とは〜 幸せとは〜を考える良い作品でした。奈ノ花が幼いながら芯のある子で学ばなければと思ってしまいました。

常日頃、人生や幸せについて考えながら生きていこうと思いました。

コミック版も買おうと思います!



凶器は壊れた黒の叫び

凶器は壊れた黒の叫び (新潮文庫nex)


階段島シリーズ第4巻。


安達が階段島に訪れることで状況は一変する。大地くんのために新聞部の設立を提案する、それは堀を魔女から下ろすための罠だった。

やっぱり安達は好きになれないが、ちょっと同情してしまう。最初から諦めてる安達に堀が意思を告げるのは決定的だったな。一見安達が優位に見えるが、堀さんの意思は固い。


そして、遂に階段島の秘密や七草と真辺の想いが明かされていき、物語は終わりへ向かっている。そんな中、彼ら彼女らはどう動いていくか楽しみだ。

ブギーポップ・オーバードライブ 歪曲王

ブギーポップ・オーバードライブ 歪曲王 (電撃文庫)


ブギーポップは笑わないから始まったこの物語。笑わないから登場してるキャラ、新刻や田中や新キャラ達の苦悩が浮かび上がってくる。歪曲王は人の心残りを指差して突きつけて、試練を与えてくる。


嫌な出来事は逃げたって良いと思うが、向き合わなければならないこともある。巧みな構成で様々なキャラの心の内側を掘り下げていて、読み応えがありました。

それぞれのキャラが過去を乗り越えていて、ラストはスッキリしたものでした。

キノの旅ⅩⅧ the beautiful world


今回、良かった話


「スポーツの国」

・スポーツって競技に区分けされるけど、どのスポーツも使うのは筋肉だし、身体を鍛えるのは軍団などと変わらないよなぁ。


「止まった国」

・人間は成長を止めたら終わりなんだ。なんでも止まったらその先は無いから、必要なのは強烈な意思。良いお話。


「税金の国」

・保険って大事。税金っていざって時に必要になるんだから、何か起こってからじゃ遅いんだよな。税金を払わない選択をしたんなら、その選択に後悔しないようにしないと。

2019年 3月 読んだ本 読書メーターから

・新刊で特別面白かった作品

キミの忘れてかたを教えて2

君は月夜に光り輝く+fragment

ちょっぴり年上でも彼女にしてくれますか?3

教え子に脅迫されるのは犯罪ですか?4


・新作で特別面白かった作品

君がいた美しい世界と、君がいない美しい世界のこと

ヒトの時代は終わったけれど、それでもお腹は減りますか?

さとり世代の魔法使い

教室が、一人になるまで

麦本三歩の好きなもの

15歳のテロリスト



3月の読書メーター
読んだ本の数:39
読んだページ数:12401
ナイス数:720

新約 とある魔術の禁書目録(22) (電撃文庫)新約 とある魔術の禁書目録(22) (電撃文庫)感想
アレイスターしつこ過ぎないか?そして、遂に上条当麻の右腕の話に入りそうなんだけど、すんなりといくかは未知数。
読了日:03月31日 著者:鎌池 和馬
インシテミル (文春文庫)インシテミル (文春文庫)感想
映画観たかったなと… 面白かったです。状況的に犯人を作り出してしまうよな。読んでるから冷静でいられるけど、実際この立場になったら疑心暗鬼になるのは仕方ない。
読了日:03月30日 著者:米澤 穂信
15歳のテロリスト (メディアワークス文庫)15歳のテロリスト (メディアワークス文庫)感想
動かなければ。衝動的に動いてるかと思いきや、頭を働かせていて、15歳のテロリストである篤人が大人顔負けの様子でした。読み終わった後に訪れるのは幸福感か絶望感か、読んで確かめてほしい作品だと思いました。現代の問題点を問いかける、非常に痛く刺さる物語でした。
読了日:03月29日 著者:松村 涼哉
ノッキンオン・ロックドドア (徳間文庫)ノッキンオン・ロックドドア (徳間文庫)感想
探偵と助手ではなく、探偵と探偵。素晴らしいバディと惹かれる謎、面白くないわけがない。
読了日:03月28日 著者:青崎有吾
涼宮ハルヒの消失 (角川文庫)涼宮ハルヒの消失 (角川文庫)感想
映画を観てないので、初めてこの物語を読みましたが良かったです。ただ、もう少し厚みが欲しかったなと。長門は可愛かった。
読了日:03月28日 著者:谷川 流
教え子に脅迫されるのは犯罪ですか? 4時間目 (MF文庫J)教え子に脅迫されるのは犯罪ですか? 4時間目 (MF文庫J)感想
新キャラの八谷屋と天神がひたすら精神をゴリゴリ削られる展開だったが、最後に反逆を決意する熱さね。そして、星花はガチクソ悪魔になってて、痛い目に合わないかなと思ったり。続きが早く読みたいです。
読了日:03月28日 著者:さがら総
変態王子と笑わない猫。13 (MF文庫J)変態王子と笑わない猫。13 (MF文庫J)感想
終わりのその先へ。ラブコメの最終巻のその後の話はあんまり読めないから、読めるだけで幸せでした。彼ら彼女らに幸よあれ。
読了日:03月27日 著者:さがら総
虚構推理 (講談社文庫)虚構推理 (講談社文庫)感想
まさに虚構。上手い構成と情報の操り方で読んでてグイグイ引っ張られるし、キャラも立ってて良いです。文句無しの面白さでした。
読了日:03月26日 著者:城平 京
きゃくほんかのセリフ! (ガガガ文庫)きゃくほんかのセリフ! (ガガガ文庫)感想
脚本家という仕事の大変さをコミカルに、やりがいを感動的に、メリハリ効いてて面白かったです。現実はこんな理想的に解決されないんだろうが、小説なら救われるほうが良い。良作でした。
読了日:03月24日 著者:ますもと たくや
札幌市白石区みなすけ荘の事件簿 ココロアラウンド (ファンタジア文庫)札幌市白石区みなすけ荘の事件簿 ココロアラウンド (ファンタジア文庫)感想
異能バトルと軽快な会話や空気、ちょっぴりあるラブコメ要素が合わさって、不思議な面白さを感じた。人助けをする主人公が自分の正義を迷わず行動して貫き通す格好良さが光った。
読了日:03月24日 著者:辻室 翔
ロクでなし魔術講師と禁忌教典14 (ファンタジア文庫)ロクでなし魔術講師と禁忌教典14 (ファンタジア文庫)感想
ループモノとしては入り方は雑な気もするが、その中で動くグレンの葛藤が良かったから良いかな。システィは正直成長し過ぎなような… グレンの中で高い位置になってきた。さて、そろそろ終わりに繋がるのを見せてほしい。
読了日:03月23日 著者:羊太郎
デート・ア・ライブ20 十香ワールド (ファンタジア文庫)デート・ア・ライブ20 十香ワールド (ファンタジア文庫)感想
最終巻への布石。長く続いたこの物語が終わりだと思うと寂しさが凄い。最後の十香の下りは目頭が熱くなりました。みんなが笑って終われるような最終巻を期待してます。
読了日:03月23日 著者:橘 公司
つれづれ、北野坂探偵舎 物語に祝福された怪物 (角川文庫)つれづれ、北野坂探偵舎 物語に祝福された怪物 (角川文庫)感想
シリーズ最終巻。作家、小説、読書に関して、深いところまで追い求め続けた作品でした。傑作を待ち望むのは読者だけではないというのがよくわかりました。
読了日:03月23日 著者:河野 裕
スーパーカブ (角川スニーカー文庫)スーパーカブ (角川スニーカー文庫)感想
少女・子熊がスーパーカブと出会い、変わっていく物語。自分が心から好きだと思うものと出会い、のめり込んでいくという素晴らしさを上手く表していた良い作品だと思いました。
読了日:03月21日 著者:トネ・コーケン
つれづれ、北野坂探偵舎  トロンプルイユの指先 (角川文庫)つれづれ、北野坂探偵舎 トロンプルイユの指先 (角川文庫)感想
なんかもう、1巻読んだときからは予想もつかない展開でついていくだけで精一杯だ。物語が巻数を重ねるごとにどんどん昇華していく感じが凄い。最終巻はどうやって締めるのか気になります。
読了日:03月21日 著者:河野 裕
麦本三歩の好きなもの麦本三歩の好きなもの感想
住野よる先生の新境地。ひたすら麦本三歩という女性の日常を書いていて、ひたすら力を抜いて読めるので休日に読むには最適かと。生きていて、悩んだらこの本を読み返そうと思いました。
読了日:03月19日 著者:住野 よる
キノの旅 (17) the Beautiful World (電撃文庫)キノの旅 (17) the Beautiful World (電撃文庫)感想
プロローグ、エピローグ、自然破壊の国、鉄道の国、が良かったです。
読了日:03月19日 著者:時雨沢 恵一
ブギーポップ・イン・ザ・ミラー 「パンドラ」 (電撃文庫)ブギーポップ・イン・ザ・ミラー 「パンドラ」 (電撃文庫)感想
生まれ育ちが違うバラバラな6人それぞれが様々な理由で互いを大切にしていて、居場所を作り上げていて、凄く良い。ブギーポップと凪も出るが、今回は補佐的な役割で主役は6人の少年少女達です。
読了日:03月18日 著者:上遠野 浩平
教室が、ひとりになるまで教室が、ひとりになるまで感想
素晴らしい! スクールカーストを良く扱ったミステリーで、読み応え抜群です。伏線回収も気持ちいいし、最後の物語の盛り上がりは高揚しました。
読了日:03月18日 著者:浅倉 秋成
さとり世代の魔法使い (双葉文庫)さとり世代の魔法使い (双葉文庫)感想
安心の藤まる先生の新作。魔法使いモノでありながら、暖かい家族の物語で読後感良い作品に仕上がっています。人は独りでは生きていけないよなと改めて思いました。
読了日:03月17日 著者:藤まる
あの日、神様に願ったことはI kiss of the orange prince (電撃文庫)あの日、神様に願ったことはI kiss of the orange prince (電撃文庫)感想
なんだかなぁ。ほどほどに楽しめたかな。
読了日:03月16日 著者:葉月 文
ちょっぴり年上でも彼女にしてくれますか?3~時を超える愛~ (GA文庫)ちょっぴり年上でも彼女にしてくれますか?3~時を超える愛~ (GA文庫)感想
勢いが止まらない年の差ラブコメ。徐々に年の差で出来る溝も少なくなってきた。そしてこの巻だけで薫、遥、ウラの中学時代の過去、織原さんの恩師、薫の母について、薫の姉に正体を知られるの4本を組み込んでいて、面白かったし読み応えがあった。ここから先の展開も期待したい。
読了日:03月14日 著者:望公太
魔法使い黎明期2 魔力屋さんと恋の予感 (講談社ラノベ文庫)魔法使い黎明期2 魔力屋さんと恋の予感 (講談社ラノベ文庫)感想
戦いがあったが、セービルの身の振り方を考える良い話でした。ラブコメの匂いもしてきて、面白くなっていきそうです。
読了日:03月14日 著者:虎走 かける,しずま よしのり
滅びゆく世界と、間違えた彼女の救いかた (Novel 0)滅びゆく世界と、間違えた彼女の救いかた (Novel 0)感想
姉妹冊の暗い方。いかにバットエンドに向かうかで、よく描写されていて、物語的にもう片方より濃厚な物語になっている。いわゆる、過去編。
読了日:03月13日 著者:涼暮 皐
死にゆく騎士と、ただしい世界の壊しかた (Novel 0)死にゆく騎士と、ただしい世界の壊しかた (Novel 0)感想
姉妹冊の明るい方。未来に生きる、前向きに思える希望がある。良いダークファンタジーだ。
読了日:03月12日 著者:涼暮 皐
ヒトの時代は終わったけれど、それでもお腹は減りますか? (電撃文庫)ヒトの時代は終わったけれど、それでもお腹は減りますか? (電撃文庫)感想
終末の食堂物語。少女と少女の友情や食事の輪が広がっていく尊さが素晴らしかった。食堂モノだけにとどまらず、1つの物語に仕上がっていました。
読了日:03月11日 著者:新 八角
君がいた美しい世界と、君のいない美しい世界のこと (電撃文庫)君がいた美しい世界と、君のいない美しい世界のこと (電撃文庫)感想
美しい物語には犠牲が付き物。とはいえ、その犠牲は受け入れがたいもので、運命をリセットするために旅をする。旅をしながら思い出す過去が今と繋がる最後は美しかった。
読了日:03月11日 著者:神田 夏生
つれづれ、北野坂探偵舎 感情を売る非情な職業 (角川文庫)つれづれ、北野坂探偵舎 感情を売る非情な職業 (角川文庫)感想
今までで1番面白かった。作品は作家、編集者、校正者、それぞれの人が関わって作られている。この内容を出版するには勇気が要りそうだと思ってしまうが、実際のところどうなんだろうか。また、佐々波と雨坂の過去を掘り下げられたことで、続きが気になって仕方ないです。
読了日:03月10日 著者:河野 裕
汚れた赤を恋と呼ぶんだ (新潮文庫nex)汚れた赤を恋と呼ぶんだ (新潮文庫nex)感想
再読。捨てた現実側の七草や真辺がすれ違うのは納得がいきました。互いに捨てたものは捨てる必要がなかったかもしれないが、捨てないと気づけなかったんだろう。そして、安達は不穏分子過ぎて好きになれない。
読了日:03月10日 著者:河野 裕
海辺の病院で彼女と話した幾つかのこと海辺の病院で彼女と話した幾つかのこと感想
これは救い?滅び?何だろう。でも面白かった。最後はこうなるしかなかったんだろうと言える締めで、良かったです。
読了日:03月09日 著者:石川 博品
君は月夜に光り輝く +Fragments (メディアワークス文庫)君は月夜に光り輝く +Fragments (メディアワークス文庫)感想
まさかの続巻。卓巳や香山のその後の話が読めて良かった。映画化するから出されたのかもしれないが、読めて嬉しかったです。
読了日:03月07日 著者:佐野 徹夜
君は月夜に光り輝く (メディアワークス文庫)君は月夜に光り輝く (メディアワークス文庫)感想
再読。初めて読んでから時間が経ってから読み返したからか、1回目に読んだ時よりも胸に打たれました。卓巳とまみずの過ごした日々が愛おしくて、もっともっと物語に入っていたかったです。
読了日:03月07日 著者:佐野 徹夜
アンデッドガール・マーダーファルス 1 (講談社タイガ)アンデッドガール・マーダーファルス 1 (講談社タイガ)感想
裏染、殺風景を読んでからの今作。怪奇ミステリーということで、ちょっと不安な気持ちがありましたが、そんなものは読んでいくうちに吹っ飛んでいきました。軽く読める形でありながら本格ミステリーがあり、作者のファンならば大丈夫だと思いました。
読了日:03月06日 著者:青崎 有吾
つれづれ、北野坂探偵舎  ゴーストフィクション (角川文庫)つれづれ、北野坂探偵舎 ゴーストフィクション (角川文庫)感想
1.2巻と尻上がりに面白くなってたのに、ちょっと良い流れが止まったかな。作品のジャンルが変わったみたいで、あまり良くないかな。
読了日:03月05日 著者:河野 裕
キミの忘れかたを教えて2 (角川スニーカー文庫)キミの忘れかたを教えて2 (角川スニーカー文庫)感想
冬に失恋って合うよね。修が鞘音に本当のことを話さないのは物語的にはおかしくないんだが、話とかないと駄目なぐらい依存しあってるんだよな。1巻同様再起の物語になっていたが、いつ修の青春は終わるのかソワソワする。
読了日:03月04日 著者:あまさきみりと
涼宮ハルヒの退屈 (角川文庫)涼宮ハルヒの退屈 (角川文庫)感想
短編集。やはり、笹の葉ラプソディは素晴らしい。次巻以降は知らない展開なので楽しみです。
読了日:03月04日 著者:谷川 流
九月の恋と出会うまで (双葉文庫)九月の恋と出会うまで (双葉文庫)感想
映画見てから原作小説を読んだので、ある程度知ったつもりでしたが、変更点が多くて別の物語に感じました。ただ、原作の物語の流れも良かったと思います。
読了日:03月03日 著者:松尾 由美
ダーティキャッツ・イン・ザ・シティ (中公文庫)ダーティキャッツ・イン・ザ・シティ (中公文庫)感想
うーむ。良いとこ、悪いとこが交互に訪れたからあまり物語を楽しめませんでした。
読了日:03月02日 著者:あざの 耕平
ブギーポップ・リターンズVSイマジネーターPART.2 (電撃文庫)ブギーポップ・リターンズVSイマジネーターPART.2 (電撃文庫)感想
下巻。やはり、ブギーポップが現れると締まるし、楽しい。スプーギーEと飛鳥井仁の終わりは予想外でしたが、そんなものかと思う。末間がブギーポップと出会うことはないのだろうか。
読了日:03月01日 著者:上遠野 浩平

読書メーター


インシテミル

インシテミル (文春文庫)


米澤穂信が書く、バトルロイヤル。いや、バトルロイヤルじゃないか。

なんか、最近じゃ見かけない、以前に見かけられた作風で懐かしさを感じた。


多額の金額のアルバイトは怪しいけど、一定数は引き寄せられるよな。

美味しい話の裏には何かあると言うけど、それでも、自分ならと思ってしまうのが人ってものじゃないかな。


実際、この極限状態に追い詰められたら疑心暗鬼になるのは仕方ない。読み手だから冷静でいられるけど、自分がこの立場だったらと思うとゾッとします。



良い作品でした。映画を観たかったです。

涼宮ハルヒの消失 角川文庫

涼宮ハルヒの消失 (角川文庫)

アニメ映画で好評だったのは知っていたが、観に行かなかったので初めて「消失」に触れました。

評判に違わぬ面白さでしたが、もう少し物語的に厚みがあれば良かったかなと。充分楽しめるんですが、キョンハルヒと出会ってから今に至るまでの心境の変化を上手く書いていたので、長門も耐えきれなくなるまでの心境を書いてくれればなお良かったかな。


1巻からのあれやこれやの伏線を回収していくのは良いですし、キョンの選択する場面も名場面ですね。



まだ読んだことがない人は読んで確かめてほしいです。