羽休みに娯楽を

読書、主に小説の感想を上げています。たまに、漫画や映画等も。

2019年に読んだ おすすめのミステリー20作品

 いまさらなんですが、昨年読んだミステリー作品の中でおすすめの作品を紹介したいと思います。

どの作品も読みやすく、軽い感じから多少重めのもありますが、頭に残る衝撃がありました。

 

気になった作品があれば是非読んでほしいです。

 

 ミステリーに読み慣れていない人でも読みやすいと思います。

 

 

早朝始発の殺風景

早朝始発の殺風景

 
 

 青春と密室をくっつけていて、とても爽やかな雰囲気でありながらビターなところも含んでいて、楽しめます。

 https://wing31.hatenadiary.jp/entry/2019/01/09/早朝始発の殺風景

 

儚い羊たちの祝宴 (新潮文庫)

儚い羊たちの祝宴 (新潮文庫)

  • 作者:米澤 穂信
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2011/06/26
  • メディア: 文庫
 

 

米澤先生のダークサイドが見れます。女性達のドロドロした感情とミステリーが絡んでいて読む手が止まりません。

https://wing31.hatenadiary.jp/entry/2019/01/13/儚い羊たちの祝宴

 

 

ジャナ研の憂鬱な事件簿 (5) (ガガガ文庫)

ジャナ研の憂鬱な事件簿 (5) (ガガガ文庫)

 

 

ライトノベルで青春要素と重い背景を見せていて、良い具合にバランスが取れていました。主要人物の変化も見どころです。 

 https://wing31.hatenadiary.jp/entry/2018/02/15/160421

 

 

教室が、ひとりになるまで

教室が、ひとりになるまで

 

 異能を絡めて青春ミステリーになっていて、巧みな伏線回収と怒涛の展開に惹きつけられること間違いなしです。

 https://wing31.hatenadiary.jp/entry/2019/03/19/教室が、ひとりになるまで

 

 

15歳のテロリスト (メディアワークス文庫)

15歳のテロリスト (メディアワークス文庫)

 

松村先生がメディアワークスから出した快作は抑えられない衝動を解放していて、読み終えたら放心してしまう力がありました。

https://wing31.hatenadiary.jp/entry/2019/03/29/15歳のテロリスト

 

 

 

不死人(アンデッド)の検屍人 ロザリア・バーネットの検屍録 骸骨城連続殺人事件 (星海社FICTIONS)
 

 ゾンビという設定が上手く物語を展開していて、楽しめました。グロさもあるが、主役のキャラクター性も良きです。

 https://wing31.hatenadiary.jp/entry/2019/04/12/210000

 

 

 

 

家庭教師は知っている (集英社文庫)

家庭教師は知っている (集英社文庫)

 

 家庭教師という職業だからこそ、家庭にある深い闇にも気付く。胸に残るミステリーです。

 https://wing31.hatenadiary.jp/entry/2019/05/02/223000

 

 

 

 

ジェリーフィッシュは凍らない (創元推理文庫)

ジェリーフィッシュは凍らない (創元推理文庫)

 

 現代のそして誰もいなくなったみたいに言われてますが、比較しなくても面白いです。真実を知ったらやみつきになります。

 https://wing31.hatenadiary.jp/entry/2019/07/03/213000

 

 

 

 

 

いまさら翼といわれても (角川文庫)

いまさら翼といわれても (角川文庫)

 

 

 古典部シリーズの最新刊です。

各キャラを掘り下げて、かつ読み応えがある話ばかりで、シリーズを読み返したくなること間違いなしです。

https://wing31.hatenadiary.jp/entry/2019/07/04/213000

 

 

 

 

夏の終わりに君が死ねば完璧だったから (メディアワークス文庫)

夏の終わりに君が死ねば完璧だったから (メディアワークス文庫)

 

 命と金の交換。

挑戦的な作品でありながら、逃げずにしっかりと結末まで描いていて印象的でした。

https://wing31.hatenadiary.jp/entry/2019/07/30/214500

 

 

 

誰も死なないミステリーを君に 2 (ハヤカワ文庫JA)

誰も死なないミステリーを君に 2 (ハヤカワ文庫JA)

 

誰も死なせないというテーマを鍵にミステリーを見せていて、心に響く作品です。

シリーズとして長く続いてほしいです。

 https://wing31.hatenadiary.jp/entry/2019/08/26/213000

 

 

medium 霊媒探偵城塚翡翠

medium 霊媒探偵城塚翡翠

  • 作者:相沢 沙呼
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2019/09/12
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

日常の謎を得意としてきた相沢先生が遂に殺人事件を扱うだけで驚きなのに作品に仕掛けられた"アレ"には胸がドキドキします。 

 https://wing31.hatenadiary.jp/entry/2019/09/12/221500

 

 

 

Iの悲劇

Iの悲劇

 

 連作短編集らしく、一見関係なさそうな話が繋がっていくのが良かったです。最後のやるせなさは米澤先生らしかったです。

https://wing31.hatenadiary.jp/entry/2019/09/28/210000

 

 

 

紅蓮館の殺人 (講談社タイガ)

紅蓮館の殺人 (講談社タイガ)

 

 火事でクローズドサークルにタイムリミットがあるのも良いし。名探偵という名をつける重さを感じられる良い作品でした。

https://wing31.hatenadiary.jp/entry/2019/10/14/130000

 

 

 

 

やさしい魔女の救いかた (LINE文庫)

やさしい魔女の救いかた (LINE文庫)

  • 作者:井上 悠宇
  • 出版社/メーカー: LINE
  • 発売日: 2019/11/05
  • メディア: 文庫
 

 

魔法使いが現代にいたら、 どんな扱いを受けるのか。裁判を通して、正義を貫く大切さを説くようで読み応えがありました。

 ルールの正しさとは何でしょうね。

https://wing31.hatenadiary.jp/entry/2019/11/05/220000

 

 

 

 

時空旅行者の砂時計

時空旅行者の砂時計

 

 

タイムリープを組み合わせたミステリーで予想がつかない謎にワクワク。主人公の立ち振る舞いも良かったです。

 https://wing31.hatenadiary.jp/entry/2019/11/11/221500

 

 

 

目を見て話せない

目を見て話せない

  • 作者:似鳥 鶏
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA
  • 発売日: 2019/10/31
  • メディア: 単行本
 

 

コミュ症探偵が様々な謎を解いていく過程が楽しいし、広がっていく輪も良いです。最後まで読んだら惹きつけられること間違いなしです! 

 https://wing31.hatenadiary.jp/entry/2019/11/14/230000

 

 

 

僕が僕をやめる日 (メディアワークス文庫)

僕が僕をやめる日 (メディアワークス文庫)

 

 

ミステリーとしてだけでなく、人間の暗く深い部分を突いた物語になっていました。まさに衝撃作。

 https://wing31.hatenadiary.jp/entry/2019/11/24/210000

 

 

 

 

神とさざなみの密室

神とさざなみの密室

  • 作者:市川 憂人
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2019/09/19
  • メディア: 単行本
 

 

 政治と密室を絡めて展開されていく物語に頭を使わされるが、最後にはスッキリした結末が待ってるので、良いです。

 https://wing31.hatenadiary.jp/entry/2019/12/18/210000

 

 

 

屍人荘の殺人 (創元推理文庫)

屍人荘の殺人 (創元推理文庫)

 

 まさかの要素が絡んでいて、これは人気になる訳だとしみじみ思いました。キャラクター性とストーリー、どちらも魅力に思いました。

https://wing31.hatenadiary.jp/entry/2019/12/19/220000