羽休みに娯楽を

読書、主に小説の感想を上げています。たまに、漫画や映画等も。

社会人の人、これから社会人になる人にオススメ作品7選

 社会人になって、社会人を描いた小説を読む機会が増えて、その中でもおすすめの作品を紹介していきたいと思います。

額賀澪先生の作品が3作品入ってますが、どれもテーマが違って良かったです。転職の魔王様は特に揺さぶられるものがありました。

7.5グラムの奇跡はお仕事モノとして知識も得られて、主人公の成長要素が楽しめます。


 他作品も今、社会人の人やこれから社会に出る人達に読んでもらいたい作品です。

 

 

 タイトルにインパクトがありますが、中身はお仕事モノで買収された側の社員の実情を描かれていて堅実な作品だなと。会社間で対立している状況で、頭が痛くなる状況だが、主人公・真柴が会社のため、自分の矜持のため、奔走してたどり着いた結末は天晴れでした。https://wing31.hatenadiary.jp/entry/2022/03/20/120000_1




 

 各話のタイトルだけでも威力がありますが中身も凄い。

働いていて悩むであろうことを生々しくもそうだよなと頷くことばかりでした。色々悩むし考えもまとまらなくなるのが非常にリアルで心にグサグサ突き刺さります。https://wing31.hatenadiary.jp/entry/2021/02/08/210000

 

 

 仕事、恋愛、自身の気持ちとどう向き合っていくのか、大人に向けたメッセージというのが強くありました。読んでいてこれは…と立ち止まる部分が多くて、痛みなしには読めないです。

だが、その痛みが人として成長出来る要因になっていて、読み終えた後には晴れ晴れとした気持ちになりました。https://wing31.hatenadiary.jp/entry/2020/03/28/210000




 

 主人公・野宮が最初はミスして周りにフォローされてばかりだったが、誠実に目を見て話す彼の人柄が評価されるようになっていく成長には、心が晴れやかな気持ちになりました。目の病気と真摯に向き合う北見眼科医院の面々に希望と勇気を貰えました。https://wing31.hatenadiary.jp/entry/2021/10/07/210000

 

 

 今となっては巨大産業になってるソシャゲ開発をしている会社を舞台に、主人公・友利が自分の至らなさを痛感し他者と比べて劣等感を感じたりしながらも徐々に変化していくのは見応えがありました。

友利が感じた感情は子供から大人になるときに思うことだから胸に突き刺さる内容でした。https://wing31.hatenadiary.jp/entry/2020/11/29/210000


 

 

 ソシャゲ制作のさらに細かなところまで入ってきていて、数字の向こう側を見ることやユーザーへの配慮などを見ると大変だし揺さぶられる仕事だと思う。

ただ、やり甲斐も確かにあって、自分と向き合って創り出したものを多くの人に届けられたら嬉しいなんて言葉では表せない喜びがあるんだなと。https://wing31.hatenadiary.jp/entry/2021/03/02/210000

 

 

 心と顔に傷を負い、下を向いて生きていた主人公・小松夏海がひょっとした縁でラジオアシスタントになり、様々な人やリスナーと繋がっていき、蘇る物語です。この作品では夏海だけではなく、様々な葛藤や悩みを抱えている人達が迷いながらも、自分が進むべく道を見つけていくのかじっくり描かれているのが良いです。https://wing31.hatenadiary.jp/entry/2020/07/11/210000