羽休みに娯楽を

読書、主に小説の感想を上げています。たまに、漫画や映画等も。

2020年 11月 購入予定&気になる作品

2020年もあと2か月ですか。

早い、早い。

11月は新作、新刊共に購入したい作品がたくさんです。

 

 

新作では流行りのラブコメ要素が入っていそうな「僕に興味をなくした元カノと幼馴染な今カノが修羅場ってる」はどんな作品か楽しみです。

また、「放課後の嘘つきたち」はガガガ文庫でジャナ研でデビューした酒井田先生の新作ということでどんなミステリーかワクワクします。

「殺したガールと他殺志願者」「PAY DAY」「

同い年の先輩が好きな俺は、同じクラスの後輩に懐かれています」のMF文庫の新人賞作品で尖ってそうな感じなので、気になります。

 

 

新刊では婚活というをテーマにしている「結婚が前提のラブコメ」や複雑な人間関係の「カノジョに浮気されていた俺が、小悪魔な後輩に懐かれています」の三巻というこれからも続いてほしいラブコメが出ます。

「ハル遠カラジ4」は完結かな?久しぶりの刊行で気になります。

「探偵はもう死んでいる。4」はどんな展開が来るのか注目です。

「探偵は教室にいない」の続巻の「探偵は友人ではない」はどんなミステリーなのか期待してしまいます。

 

・注目の新作

放課後の宇宙ラテ

僕に興味をなくした元カノと幼馴染な今カノが修羅場ってる

放課後の嘘つきたち

殺したガールと他殺志願者

PAY DAY

同い年の先輩が好きな俺は、同じクラスの後輩に懐かれています

 

 

 

放課後の宇宙ラテ (新潮文庫)

放課後の宇宙ラテ (新潮文庫)

  • 作者:中西 鼎
  • 発売日: 2020/10/28
  • メディア: 文庫
 

 

 

 

 

 

放課後の嘘つきたち (ハヤカワ文庫JA)

放課後の嘘つきたち (ハヤカワ文庫JA)

 

 

 

 

・注目の新刊

カノジョに浮気されていた俺が、小悪魔な後輩に懐かれています3

三角の距離は限りないゼロ6

声優ラジオのウラオモテ3

吸血鬼に天国はない4

探偵は友人ではない

天才王子の赤字国家再生術8

結婚が前提のラブコメ3

ハル遠カラジ4

探偵はもう死んでいる。4

むすぶと本。嵐が丘の憂鬱

 

 

 

 

 

探偵は友人ではない

探偵は友人ではない

  • 作者:川澄 浩平
  • 発売日: 2020/11/11
  • メディア: 単行本
 

 

 

 

 

結婚が前提のラブコメ (3)

結婚が前提のラブコメ (3)

 

 

 

ハル遠カラジ (4)

ハル遠カラジ (4)

  • 作者:遍 柳一
  • 発売日: 2020/11/18
  • メディア: 文庫
 

 

 

 

 

 

10月28日

新潮文庫nex

放課後の宇宙ラテ

11月1日

角川スニーカー文庫

僕に興味をなくした元カノと幼馴染な今カノが修羅場ってる

カノジョに浮気されていた俺が、小悪魔な後輩に懐かれています3

11月2日

講談社ラノベ文庫

いずれ嫁になる幼馴染がただただ可愛い

11月4日

ジャンプコミックス

ハイキュー45

11月9日

・パンチコミックス

かくしごと3

11月10日

電撃文庫

三角の距離は限りないゼロ6

声優ラジオのウラオモテ3

吸血鬼に天国はない4

11月11日

東京創元社

探偵は友人ではない

11月12日

GA文庫

天才王子の赤字国家再生術8

ゲッサン少年サンデーコミックス

擬似ハーレム5

11月17日

講談社コミックス

カッコウの許嫁4

11月18日

ガガガ文庫

結婚が前提のラブコメ3

ハル遠いカラジ4

11月19日

ハヤカワ文庫JA

放課後の嘘つきたち

人口知能で10億ゲットする完全犯罪マニュアル

ヤングジャンプコミックス

かぐや様は告らせたい20

11月20日

ファンタジア文庫

君は彼方

アフタヌーンKC

ぐらんぶる16

花とゆめコミックス

墜落JKと廃人教師9

11月21日

・角川文庫

友達以上探偵未満

11月25日

・MF文庫

殺したガールと他殺志願者

PAY DAY

同い年の先輩が好きな俺は、同じクラスの後輩に懐かれています

探偵はもう死んでいる。4

・角川コミックス・エース

ひげを剃る。そして女子高生を拾う。4

角川スニーカー文庫

涼宮ハルヒの直観

11月27日

角川スニーカー文庫

戦翼のシグルドリーヴァ Sakura 下

11月30日

ファミ通文庫

むすぶと本。嵐が丘の憂鬱

 

 

 

 

 

 

 

 

スター

スター

 

朝井リョウ先生の作品は桐島〜を読んであまりしっくりこなかったですが、今作はずっしりきました。

映画監督を目指す尚吾と紘の2人が別々の道に進み、映像を作っていくうちに縛られていき、自分が何の為に作っているのか分からなくてなってくる。

勢いがあるYouTubeの発達。

手軽に動画が作られて、評価される。

そんな世界で時間をかけて映画館まで足を運ぶ数は少なくなるし、作り手も客に合わせようとなっていく。

作品の完成度や価値についてもとことん突いてきて、しんどくなるくらい本質に迫っていく文章から目が離せなくなっていきます。

 

何か発信するならば発信したものの正確性や責任を持ち、胸を張れることが大事。

 

 

自分の中で頭の中で噛み砕いていくのに必死になっていましたが、消化していくうちに思考が柔らかくなっていきました。

視野が広くなったような気がします。

 

物事の本質を見極めることの重要性が痛いほど胸にグサグサ刺さってきます。

手軽さに怠けて、思考を手放してしまうのはやめようと思いました。

 

何度も読み返して、噛み締めたくなる言葉がたくさんありました。

 

 

「どっちが先に有名監督になるか、勝負だな」新人の登竜門となる映画祭でグランプリを受賞した立原尚吾と大土井紘。ふたりは大学卒業後、名監督への弟子入りとYouTubeでの発信という真逆の道を選ぶ。受賞歴、再生回数、完成度、利益、受け手の反応―作品の質や価値は何をもって測られるのか。私たちはこの世界に、どの物差しを添えるのか。朝日新聞連載、デビュー10年にして放つ新世代の長編小説。

呪術廻戦1

呪術廻戦 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)


以前から気になっていてアニメを観たら読むしかないと思いました。

現代を軸に呪いが蔓延る世界で主人公の虎杖悠二が祖父の言葉を糧にして普通の日常から未知なる世界へ飛び込む。

ダークな作品だが緩いときはあるのでメリハリがあるのは良いですね。

 

危険度が高い特許呪物である宿儺を身体に取り込んだ悠二がどう進むのが楽しみですし、悠二の生き方も未熟なところを感じられるが義を大切にしているので好感が持てます。

また、悠二を巻き込まれた形でなぁなぁに済ませずにしっかり覚悟をさせるのも良い構成だなと。

仲間の伏黒、釘崎も楽しみな人物だし、五条先生も愉快だ。

 

最後気になる引きで終わったが、どう切り抜けるのか不安ですが楽しみにしてます。

 

類稀な身体能力を持つ高校生・虎杖悠仁は、病床に伏せる祖父の見舞いを日課にしていた。だがある日学校に眠る「呪物」の封印が解かれ、化物が現れてしまう。取り残された先輩を救う為、校舎へ乗り込む虎杖だが!?

 

愛に殺された僕たちは

愛に殺された僕たちは (メディアワークス文庫)

 

家庭環境によって人生は左右されるのは辛い。

しかも子供は親を選べないし、親も子を選べない。無常だ。

 

運が悪く、毒親を引いてしまった主人公灰村のもとにまた毒親を引いてしまった逢崎が現れる。

親の歪んだ愛に殺されそうになっている2人が出会い、大きく変わっていく。

殺人鬼を利用して、互いに親殺しを目標に身近のやっかいなやつから試しに狙わせていく、非日常な危ない方向へ舵を切ってしまうのは仕方ないのかもしれない。むしろ自然な風に感じてしまうくらい灰村と逢崎の日常は狂っていていたんだなと。

1度舵を切ってしまったら、後は落ちていくだけ。

日頃苦しみ続けていた2人が地獄から抜け出せると可能性が湧いたら無理はない。

とことん落ちていく2人から目を離せない。

小さな幸せを噛み締めている無邪気な姿は子供らしさが感じられました。

 

共犯関係に酔いしれてしまうくらい興奮していた2人は自分達の行いを見て見ぬ振りをしていて、それを突きつけられる展開は非常に上手い。

 

終盤は怒涛の展開で殺人鬼の正体が明らかになり、そして灰村が下した決断には恐れ入りました。そんな灰村に影響されて逢崎も自分が何をすればいいのか答えを見つけ出せたようで、救いを感じました。

 

 

 

恋人に貢ぐために、義理の母から保険金殺人の標的にされている高校生・灰村瑞貴。父親の身勝手な愛情により虐待され、殺される瞬間をただ待つだけの少女・逢崎愛世。歪んだ愛に苦しむ彼らが見つけたのは、連続殺人の予定が記された絵日記だった。共犯関係になった二人は、絵日記を利用して殺人鬼に親たちを殺させる計画を立てる。しかし、愛を憎んでいた瑞貴は、愛世に対して生まれたある感情に気づいてしまい―。彼らが選択する結末とは?真の愛を問う衝撃の青春小説。

灰と幻想のグリムガル level.14+ 相変わらずではいられない

灰と幻想のグリムガル level.14+ 相変わらずではいられない (オーバーラップ文庫)

 

短編集。円盤を集めていなかったので、ありがたい。

本編が過酷な状況なので、初期の雰囲気だけでも癒されるというか浸れました。

ゴブリン退治した頃のジタバタした感じが好きなんですよね。

ユメ、シホルがギルドの師匠と出会ったエピソードはなんか微笑ましいです。

ユメと師匠の関係は師匠に同情してしまう笑

ユメの自由奔放で掴めないから教えるのは大変だろうが、師匠にとってはためになったんじゃないかな。

シホルはすけべな老師でセクハラが絶えないが、こういう柔らかい人じゃないと内気なシホルも耐えらなかったのでは?次に会う時はあるんだろうか。

 

さて、マナト。

ハルヒロ視点だとなんでハルヒロ達の仲間になってくれたのか、ハルヒロにアドバイスを投げなかったのかが気になってましたが、マナト視点の話を読むと解消されました。結末の悲しさが増しましたが…

マナトはなんでも出来たから、レイジの仲間にもなれただろうが、ハルヒロ達のリーダーに落ち着いていたのは本人も気づかないうちに居心地の良い場所にいたからか。

裏の顔を持っていて、ハルヒロ達と距離を感じていたが、なんとなくここにいたら自分の為にっていたから、もっと生きていたかったよな。

最初は仕方なくだったが気づけば…

気づくのが遅かったのは切ない。

もっと生きていたらハルヒロとは深い仲になれたのを思うと、もしもというのを考えてしまうがグリムガルはそんな甘くない。

 

そして、ランタ。

ハルヒロ達と別れた後に成長していて、カッコよくなってることに驚き。

ランタの頭に浮かんだのはユメかな。

ランタはハルヒロ達と合流出来るのだろうか。

 

ハルヒロたちが他界パラノへと迷い込んでいた時、グリムガルではとてつもない異変が起きようとしていた…。激動する世界で、その男は仮面の奥に素顔を隠し、独りオルタナを目指す―。「オレは、オレの心に従ってるか…?だったら、何の問題もねえ」旅を続けるランタの悪戦苦闘を描いた書き下ろしエピソード『仮面有情』。そして、志半ばで死んだ見習い義勇兵・マナトの想いを綴る『お願いだから、あと少しだけ』、シホルとユメがギルドで出会った師匠たちとの交流を描く『今日はおやすみ』など、TVアニメ用特典小説も併せて全4エピソードを収録!

探偵くんと鋭い山田さん2 俺を挟んで両隣の双子姉妹が勝手に推理してくる

探偵くんと鋭い山田さん2 俺を挟んで両隣の双子姉妹が勝手に推理してくる【電子特典付き】 (MF文庫J)

 

今、注目のシリーズ第2巻。

1巻からあまり間をおかずに2巻が出るのは嬉しいですし、コミカライズ化も進んでるようで、盛り上がっていくと良いな。

 

2巻もミステリーとしてとっかかりが上手くて読める読める。

依頼も様々で、話ごとに読み口も色々変わってくるので最後の話の終わりに感じる余韻も種類が豊富でじっくり楽しめます。

 

ミステリーだけでなく、戸村が探偵として活動することに悩んだり、雨音は戸村と雪音の関係を疑ったり、雪音は姉と比較したり、主要人物の掘り下げを進んでいて、不思議な三角関係もどこまで進んでいくのか気になります。

 

依頼者も依頼を通して戸村達の探偵活動に理解を示していくのも良いですし、今後も絡んできてほしいです。

特に先生は面白いです。笑

 

 

戸村が探偵活動をしていくことに希望が出たようなので、それがどう動いていくのか。

恋愛としては戸村と雪音は相性が良さそうでお似合いかもしれないが、戸村が夢中になりそうなのは雨音の方かな。難しいね。

 

 

山田姉妹と戸村に今日も奇妙な事件(相談事)が寄せられる。我が校の卒業生でもある副担任さぁや先生の依頼は、彼女が高校生のときに起きた「原稿消失事件」。文芸部の部誌に載るはずだった直前に消えた状況は、確かに不可解で…?あいかわらず平常運転で絡んでくる雨恵と雪音の山田姉妹につつかれながら、またも俺は矢面に立たされるのだった。だんだん雨恵と雪音の性格も把握してきたけど、2人の距離感は…やっぱ、近すぎるよね!?そして赤面しているよね!?可愛くて鋭い2人の山田さんと俺が解き明かす、ちょっと甘めの学園ミステリーラブコメ、第二幕!「よし!プールで推理しよう!」ええっ!?

ようこそ実力至上主義の教室へ 2年生編3

ようこそ実力至上主義の教室へ 2年生編3 (MF文庫J)

 

全学年入り乱れる無人島試験スタート。

まずは伏線を撒いていく感じで、様々なところにスポットを当てていたが、まだ足りないんじゃないかな。堀北とか伊吹の単独行動とか平田とか、キャラが増えすぎて難しくなってきましたね笑

1年、3年が不穏な動きを見せていて、裏で何を企んでるのか気になるが清隆にはお見通しなのかな。

普通に清隆が捻り潰すのか、素直に待っているとは思わないが。

恵の出番は少なめだったが、すっかり恋人が板について来たんじゃないかな。

挿絵は素晴らしかったです

 

高円寺は実力を見せ始めていて、どこまで進んでいくのか楽しみです。

池と篠原の問題はどうなるのか心配ですけど、清隆に策があるなら大丈夫でしょう。

 

 

単独行動をしていた清隆に同行するようになった七瀬の本心も明らかになり、ヒントは出されていたんだなと。ちぐはぐだった印象にも納得が行きました。清隆と良い関係を築いていきそうです。

七瀬が違うというなら、本命は誰なんだ。気になる。

櫛田は遂に後輩にまで舐められて、地に落ちていきそうだが退学するのか。堀北が止めそうだが。

一ノ瀬は本当に踏んだり蹴ったりな有り様で、扱いが酷いんじゃないか。星之宮先生も考えが変わってきてるようだし。

清隆のことの前にクラスの問題をどうにかしないとな。

 

次巻の展開が楽しみです。

ただ、次巻へ続くという形だけど果たして次巻で区切りをつけられるかな?正直500Pくらい無いと難しいと思うけど…

 

常夏の無人島を舞台に、全学年で得点を競い合うサバイバル試験がついに開始された。得点を得る方法は2つ。毎日一定時間ごとに指示される指定エリアを訪れることと、無人島内に設置された課題を条件通りにこなすこと。グループ人数が多いほど有利かつ、退学の可能性も減る試験内容。2週間という長丁場かつ、水や食料の補給も考える必要のある過酷な試験。さらに月城理事長代理は学年同士の小競り合いを試験中は容認するらしい。そんな中単独行動で状況を窺う綾小路だが、1年Dクラスの七瀬翼が同行を申し出る。メリットのない奇怪な行動だが七瀬の出方を知るため綾小路はそれを受諾。2人組での無人島走破が始まる!