2022-01-01から1年間の記事一覧
周りのように上手く生きられない、何かと対立しないと自我が保てない、平成の時代が生み出した見えない対立構造が描かれている。 ゆとり教育、誰かと比較するのではなく自分らしさを、生きがい、やりがい、時代の流れによって変わらざるを得ない世の流れに翻…
今回は社畜の経験が生かせない、運動が鍵になってきた。 全体的に和やかな様子でした。ピンチと言えば、新浜が運動が苦手で球技大会で足を引っ張らないように、春華にみっともない姿を見せないように特訓したことかな。 前回の人生で失敗した苦い思い出を払…
めちゃくちゃボロ泣きしました… 原作が好きで、主演の横浜流星さんと清原果耶さんは応援してる俳優さんなので、期待してましたが、想像を超える映画になっていました! おかげで3.4回は泣きました。曲も相まって、込み上げてくるものが… 水墨画がテーマにあ…
公開が延期されると知った時は、まぁ、SAOの制作陣なら延期しても大丈夫だと安心しました。それだけ信頼できるコンテンツだと改めて思いました。 原作の要素+オリジナルのミトの組み合わせが最高過ぎて、終盤は胸が熱くなりました。 前作でアスナを見捨てた…
作者の作品は読んできていて、今作も作者の軽いタッチで描きながら、しっかり悩みにも追求していくので、読みやすいし読み応えがあります。 両想いの男女が親友でいる時間が長いため、中々踏み込めない2人の葛藤が良かったです。軽快な会話劇やフランクな関…
西尾維新先生の作品で名前は知っていたので、文庫化されたのを機に読むことが出来てよかったです。とはいえ、700P超えは重たい… 様々なジャンルがごった混ぜになっていて、読むのが怖いようで先が気になる癖がありました。地球が敵とかよく思いつくなと感心…
辻堂先生の最新作。 心が洗われて、下を向いたままではいられなくなります。最愛の娘が亡くなり、妻とは離婚。絶望していた主人公がある日、過去から飛んできた小さな少女・ちぃ子と出会う。 過去から未来へきたちぃ子の秘密、目的はミステリで隠されていま…
ガガガ文庫の流行りの青春ラブコメの中で落ちていた物語運びで、結構好きなシリーズになりつつある。 今回はBL雑誌が生徒会に取り上げられるという馬鹿げたきっかけから、仲が拗れた2人の先輩の仲を取り持つことになった温水。 悩めるヒロインの心の隙間にヌ…
先週は仕事が多くて、映画観に行ったり、ライブに行っていたので、あまり冊数を多く読めなくて、小説しか読んでないですが、面白い作品がありました。 おすすめとしては 映画観て、気になって読んだ沈黙のパレード。 ミステリ作家が参加したアンソロジーのJ…
好きな作家ばかりが参加したアンソロジーなので、楽しみにしてました。個人的に好きだったのは、東野先生、新川先生、似鳥先生、太田先生の作品で。読み終えた後の満足度が高かったです。 東野先生の作品は、トリックはもちろんだが、なぜそれを行なったのか…
GA文庫は大森先生を使い過ぎではないかというくらい働かせてるな笑 それだけダンまちの人気が高いんだろうけど。 今シリーズはダンまち前日譚。ゲームをやってないので、書籍化されて嬉しいです。 前半はアストレア・ファミリアの正義を描き、後半で絶対悪が…
映画観てから読んだので、結末を知っていたが、悪質な犯罪者に苦しめられた人達の必死な願いは簡単には切り捨てられるものではないなと。 映画と比べると場面転換が急でまとまりが悪いかなと思いましたが、様々な登場人物の掘り下げがされているので読めて良…
1巻読んで、シリーズ化を願っていたので、そうなりそうで嬉しいです。青春、成長、部活、大人組の悔恨、様々な要素がギュッと詰まっていて、魅力的でした。素晴らしい続巻でした。 最高にギスギスした部活の雰囲気良いぞ〜! ギスギスといっても暴力とかイジ…
中野サンプラザに秋山黄色のライブに行ってきました。 5月に初参加して、ハマったので、再び行きました。 昔の曲から新しい曲まで混ぜて歌っていて、自由にのびのびと歌っている印象でした。 弾き語りやMCも上手くて、熱いだけでなく浸る瞬間もあって、最初…
月間で読んだ本はまとめているが、週間でまとめていったら、どうなるのか気になって始めてみます。 読んだ作品とその中のおすすめ作品を紹介していきます。 小説、漫画、かなり冊数を読めて満足だった週でした。 おすすめ作品はミステリだったら、 あなたへ…
こういう日常が読みたかった! モニカ達のドタバタした様々な日常を描いた短編集。本編がシリアスが続いていたので、今作でゆったりと気分転換出来るのが嬉しいです。 キャラが生き生きと動き回っていて、賑やかな日々が魅力的でした。 何より、初期の雰囲気…
表紙とあらすじで気になり、読みました。 ファンタジー作品でふぁるまろさんがイラスト担当していると読みたくなるんだよなぁ。 全体的に優しさに満ちた作品となっていて、晴れやかな気持ちになります。 主人公・カルスが自分勝手になってもおかしくないのに…
先月から公開された沈黙のパレードをようやく観にいけました。 ガリレオシリーズは未履修でしたが、再放送を2作見て、期待が膨らんだのでワクワクしてました。 期待を大きく超えるストーリーで、最後の最後まで真実が分からないミステリ的面白さがありました…
新作では、ミステリ作品としてエフィラは泳ぎ出せない、方舟、秘境駅のクローズド・サークル、が強い衝撃がありました。 人間ドラマとしては付き添うひとが素敵な作品でした。 他には、リコリス・リコイル Ordinary、レベルロボチカが好きでした。 新刊では…
実際にお笑いを見ているかのように笑わせてくれるから、凄い作品だ。 今回は大会なので、最初からフルスロットルで笑わせに来つつ、各お笑いペアの関係性や大会への想いが描かれていて、メリハリが効いていて良かったです。 特に、シュプレヒコールの2人のタ…
以前から気になってはいたが、700P超えがちょっとな…と思っていました。 最近余裕があるから、えいっと読み始めたら面白くて、ずっと作品を読んでいたい気分になりました。 読まず嫌いは良くないですね。反省。 内容としては、0から、いやマイナスから始まる…
心に来る物語でした。 いやー辛かった。青春、夏、という題材を使っている作品は大体爽やかなんだが、今作は胸が締め付けられる後悔がありますね。 思春期の楽しい日々や嫌なところもありつつ、このまま時が流れるのかと思いきや、急展開を迎えるので、落差…
ほんっっっとに最後の野球漫画だなぁ。 野球だけでなく、様々な環境、苦しみを感じている人を描いていて、そんな人達が前を向いていく姿はグッとくる。 周りの人達の理解しようとする、誠実な姿勢にも大切なことを教えられる。 精神医学など、細かなところで…
裕時悠示先生の新作!俺修羅、29とJKなどが完結していき、ペースが落ちることなく作品が出されていて凄いなと。あと、嬉しい。 今作は、令嬢モノで死に戻り設定、心が読めるといった能力を上手く扱っていて、ユーモアがありつつも締めるところは締めている。…
須賀しのぶ先生の野球小説は素晴らしい。 甲子園出場が悲願とされている公立高校を10年置きにスポットを当てていき、様々な角度から悲願に立ち向かっていて、全てが繋がる最後には胸が熱くなります。主将、バッテリー、マネージャー、監督、外れと揶揄される…
殺し屋シリーズ第3巻。1.2.3巻と続けて読み返したが、今巻が個人的に好き過ぎる。主な語り手である兜が妻に怯える父の顔と裏の仕事を淡々とこなす顔、2つの面を持っていたが、父としての顔が濃くて好きだった。 というかもう辞めたいと思っている状況だった…
再読。映画観てから読み返したら、原作はこんな感じだったかと確認しつつも、楽しめました。個人的には映画の方が良かったな、ここは原作のままが良かったな、と思いましたが映画にまとめるならあれがベストだったのかなと。ただ、言いたいのは映画の果物コ…
あらすじから面白そうな気配がプンプンしてましたが、想像以上に楽しめました。 海外小説を読み慣れてなくとも、入りやすい作品かなと。 主人公・フィンレイが物騒な殺人事件に巻き込まれていくのが非常に軽快で、思わず笑ってしまいます。殺人なんてやるつ…
殺し屋シリーズ一作目。再読。初めて読んだ時はピンと来なかったが、改めて読んでみたら良かったです。 淡々と話が進んでいき、思いもよらぬことが起きたり、そことそこが繋がるのかというパズル的な面白さがありました。 妻の復讐を奪われた鈴木と様々な殺…
競作とはどういう意味かも知らずに、阿津川先生と斜線堂先生が書いているというだけで条件反射で読みましたが、問題なかった。むしろ知らないからこそ、256Pまで読み、袋綴じの挑戦状を読むことで、見事に衝撃を喰らうことが出来ました。頬にビンタされた気…